年末に『魍魎の匣』を見たのがきっかけだった。
というのも映画を見た後、主要人物達の関係が
なんとなくしか理解できなかったからとなんとも
言えない感覚が残って猟奇的な場面も伴い
非常に後味が悪かったからだ。
それで今作は京極夏彦のデビュー作で百鬼シリーズの
オープニングから読もうと思った訳だが・・・・・
どうも見た映画が尾を引いていてかなりの抵抗が
あったのも事実で最初の方はなんとなく読んでいました。
しかし、今まで読んだことが無いぐらい
一つの事に対しての理屈でクドクド来る文体も
かなり刺激的だったのかあっというまに読破してしまいました。
やっと、胸のつかえが取れた感じがしたのは
映画の刺激が強かったからかもしれません。
40版を重ねているベストセラーであることも
読後、わかりました。
主要登場人物の個性や絡み方が面白く
私の好きな分野(陰陽道、古典、薬学、医学、伝承、宗教)の
話題が満載で考えながら読める本でしたね。
楽しみが増えました。
このシリーズをしばらく読んでみようと思っています。